今日の症例報告は顎関節症でお悩みの患者様のお話です、気になる方はみて下さい

施術例

女性/30代

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症状:右の顎関節の痛みと頬周りの痛み

治療対象筋:脊柱起立筋、肩甲挙筋、頭半棘筋

後頭筋群、咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋、顎二腹筋

治療鍼 1寸6分の3番鍼

症状:1年ほど前から顎の違和感があり、硬い物を咀嚼してる時に特に感じる様になった。

最近になってから違和感が次第に顎の痛みに変わっていき、ひどい時には会話するのも厳しい状態までとなる。

「このまま顎の痛みがずっと続くのか」と不安に思い来院された。

顎関節痛症候の発現機転についてはこの様になっている

1・食物を噛み咀嚼する時の顎関節運動に必要な筋肉は、咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋の咀嚼筋群

2・舌骨筋などの開口筋群及び頭蓋骨の安定固定に関わる頭半棘筋

3・その他の後頚部脊柱起立筋

これらの密接な協調的作用が必要である。

この筋肉に複数の過緊張繊維束が存在している場合、筋相互間のリズミカルな協調運動が崩れる為、痛みを伴う弾発現象や開口制限などの顎関節筋運動異常が発現すると解されている。

この患者様の状態も脊柱起立筋、頭半棘筋、側頭筋、咬筋、外側翼突筋、顎二腹筋後腹に強い過緊張がみられた。

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過緊張の強い部分に徒手療法と鍼治療を1ヶ月半続けた結果、まだ痛みは残っているが会話をするのが困難な状態はなくなった。

臨床の観察から

咬筋や側頭筋などの直接の顎関節運動筋を治療せずに、頭半棘筋をはじめとする脊柱筋群を入念に治療し、それらの一定の弛緩が導かれた時点において、顎関節の運動痛や開口障害などが、軽減する場合が認められた。

これは、当症候に関して頚背部の脊柱筋が顎に強い関わりを持っていることを示唆する現象と思われる。

当院では顎関節の痛みだけではなく顎周りの痛みなどの回復例が多数あります。諦めずに一度ご相談ください。

 

変えたいのは身体ではなく、人生です。

院長  岡森 徳大

 

おかもり整骨院

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TEL:072-646-6063

 

 

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